解決事例一覧
住宅ローン残債を請求され、分割払を打診してしまったが、時効で解決となった事例

Oさん
50代
女性
会社員
相談前
約10年前、ご相談者は住宅ローンを返済することができなくなり、不動産は売却されました。売却金でローンを返済しきれず、住宅ローン保証会社に対する借金として残ってしまいました。最近になって、その借金を引き継いだという会社から、90万円の請求書を受け取りました。ご相談者は不動産売却以後全く支払いをしておらず、今になって突然請求が来たことにびっくりして、会社に電話しました。担当者が言うには、90万円は元金だけの金額だが、それさえ支払ってもらえればよいということでした。ご相談者は、元金だけとはいっても金額が大きいため、分割での支払いを打診したのでした。その後、この借金は時効ではないかと思うようになって、当事務所にご相談にお越し頂きました。
相談後
●当事務所が時効手続きを進めていったところ、結論として、会社が時効を認めました。●一般論としては、時効期間満了後に分割払いの打診をしたということは、会社に対して「支払義務があると認めたのだから、時効は主張してこないだろう」という期待を持たせたのではないか、だとすればその後時効を主張することは許されないのではないか(=一旦払うと言っておきながら払わないというのは、矛盾した行動で許されないのではないか?)といった問題が出てきます。●本件では時効で決着となりましたが、会社が交渉で時効を認めず、裁判になることもあります(結局時効にならないリスクもあります)★時効を争われるリスクを下げるためには、昔の借金で請求書を受け取ったら、まず弁護士に相談することです。
その他の解決事例
カード会社二社で債務が残っていたが,他社過払金で一括返済した事例

Iさん
40代
女性
主婦
Iさんは3社からの借り入れを完済しましたが,それでもクレジットカード会社2社に対し債務が約50万円残っている状況でした。長く取引をしているので過払い金があるかもしれないということで,ご相談にお越し頂きました。
業者からの昔の借金で訴状が届いたが、1回目の裁判の前に、時効が認められて訴えが取下げられた事例

Mさん
50代
男性
自営業
昔の借金のことで、遠い場所にある地方裁判所から、訴状が届きました。 ご相談者の記憶では、その借金は、10年以上前に支払を止めたきりで、以後ずっと支払っていませんでした。 ご相談者が弁護士のところに相談に来ることが...
220万円の債務が時効援用でゼロになった事例

Cさん
30代
男性
自営業
業者から200万円以上の借金が残っており、支払っていないので気になるとご相談をいただきました。支払っていない債務については、裁判所から通知が届いた記憶はないということでした。