何年も返済しているが元本が減っていないワケ |東京都台東区 債務整理に注力している弁護士です 借金問題無料法律相談 秋葉原よすが法律事務所【東京弁護士会所属】

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何年も返済しているが元本が減っていないワケ

返し続けても減らない借金

「長い間借金を返し続けているのに、借金がなかなか減らない」

借金をまじめに返しているのに借金の元本が減らない、ということもよくあります。

その原因は、利息にあります。

返済するお金は、一部は利息に充てられ、残りが元金に充てられます。

下記のようなケースでは、利息が増えやすく、元本を減らせないことがあります。

1 利率が高い

利息とは、借金の利用料です。

利息の元本に対する割合を、利率といいます。

利息は、次の式で計算されます。

借入金額×実質年率÷365日(うるう年は366日)×借入日数=利息額

利率は、借入先によって様々です。

いわゆる消費者金融では、銀行などと比較して利率が高く設定されていることが多くあります。

利率が高いと、日々発生する利息分も多くなります。

利息は、元本が存在する限り、元本の額に応じて発生します。

「利率が高く、毎月の返済が利息ばかりに充てられ、元本にあまり充てられていない」

そういう状態だと、どうなるでしょう?

どれだけ真面目に返済しても、発生し続ける利息を返しているだけで、元本を減らすことができません。

利率が高いと、元本が減るペースが遅くなるため、いつまでも返済し続けなければならないということになってしまいます。

2 毎月の返済額が少ない

利率がさほど高くなくても、毎月の返済額が少ないと、「利息分しか返していない」という状態になることがあります。

そうなると当然、借金元本がなかなか減りません。

もし可能であれば、最低返済額を返し続けるのではなく、毎月の返済額を増やし、着実に元本を減らすことが望ましいです。

3 複数の借入先がある

複数の借入先がある、言い換えれば「多重債務者」となっている場合も、元本が減らせていない場合があります。

借入先が複数あると、どうしても各社に回せる返済額は小さくなってしまいます。

そのため、結局「利息分しか返していない」という状態になりがちです。

4 リボ払いをしている

リボ払い(リボルビング払い)とは、クレジットカードの支払方法のひとつです。

リボ払いは分割払いと似ていますが、少し違います。

分割払い:利用金額の支払回数を指定する支払い方法。

リボ払い:クレジットカードの利用件数や利用金額に関係なく、毎月の支払金額をほぼ一定にする支払い方法。

リボ払いは、高い買い物をした場合でも、月々の支払額を少額に抑えることができます。

急な出費などで手元にお金がないときには便利な方法ですので、気軽にリボ払いを利用してしまいがちです。

しかし、リボ払いでは、一般的には分割払いよりも高い手数料がかかってしまいます。

さらに先に述べたように、残額に対して月々の返済額が小さいわけですから、返済してもその多くが利息に充てられることになります。

リボ払いでは、元本をなかなか減らせず、その分利息もかかるという悪循環に陥りがちなのです。

確かにリボ払いは便利な手段ですが、そのデメリットをきちんと把握せず使っていてはいけません。

いつのまにか借金が大きく膨らんでしまい、返しても返しても借金が減らない「リボ地獄」に陥ってしまいます。

5 借金を返済するために借金をしている

借金問題を抱えている人の中には、借金を返すために借金をしている、という状況の方もいます。

いわゆる自転車操業状態です。

これは借金問題の解決を先送りにするだけです。

「B社から借りたお金で、A社の借金を返済する」

というのは、そもそも返済になっていません。

単に、借金残高がA社からB社に移動しただけです。

自分の収入などで返済しているわけではありませんから、借金が減らないのは当然です。

このような状況の場合には、自分だけで問題を抱え込むのではなく、早急に弁護士などの専門家に相談することをおすすめします。

6 借金の返済日を守れていない

借金を返済日までに払わない場合、返済期日の翌日から「遅延損害金」というものが発生します。

遅延損害金とは、約束通りにお金を支払わない場合(支払期限に遅れた場合)に、支払わなければならないお金のことです。

遅延損害金の計算のもととなる割合は借入先ごとに異なりますが、遅延損害金率が20%と設定されている場合も多いようです。

遅延損害金は、次の式で計算します。

借入額×年率×滞納日数÷365日(うるう年は366日)=遅延損害金

当然ながら滞納が長くなるほど、遅延損害金はどんどん膨れ上がります。

 

まとめ

借金を何年も返済しているのに、元本が減らない原因について、6つのケースをご紹介いたしました。

借金を返しても減らない状況に陥っている場合、まずは収入を増やしたり節約したりすることを考えるでしょう。

それでも大幅に収支状況を改善できなければ、自力での解決は困難です。

長年借金に苦しんでいる方、自力での解決が難しい方は、これ以上状況が悪くなってしまう前に、弁護士にご相談されることをおすすめします。

借金を返済していくにしても、弁護士に任意整理を依頼すれば、単純な分割払となりますので返済の目処が立ってきます。

(個人再生が適している場合もあります)

返済が困難なら、自己破産で再スタートを図ることも考えられます。

様々な債務整理の方法から、あなたに合ったものを選んでもらいましょう。

このコラムの監修者

  • 橋本 俊之
  • 秋葉原よすが法律事務所

    橋本 俊之弁護士東京弁護士会

    法学部卒業後は一般企業で経理や人事の仕事をしていたが、顔の見えるお客様相手の仕事をしたい,独立して自分で経営をしたいという思いから弁護士の道を目指すことになった。不倫慰謝料問題と借金問題に特に注力しており,いずれも多数の解決実績がある。誰にでも分かるように状況をシンプルに整理してなるべく簡単な言葉で説明することを心がけている。

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